波宝神社(1)
五條市から見た銀峯山
前の台風で山頂から北西斜面の樹木は大被害を被った
台風以前
所在地:奈良県吉野郡西吉野村夜中
吉野三山の一つ銀峯山(白銀岳)612M山頂に鎮座する式内社。
祭神は住吉明神と神功皇后 神紋は桜花。
三代実録によると貞観八年(866)11月四日乙巳波宝波比売併授従三位とあり。金峯山(黄金岳)の波比売神社と古来より密接な関係にある。
この波宝神社は古代は小竹宮(シヌノミヤ)、若桜宮といわれその後、神蔵大明神、古田大明神ともいわれたという。明治初年まであった神宮寺には神功皇后の念持仏と云われる新羅産の黄金仏があった。
古田荘12ケ村の氏神で「フルタ」には精錬の村という意味があったという。
神社のある山頂部分