吉野川の鯉の群れ
▲5月、吉野川の土手沿いに架けられた鯉のぼり


御山村の若宮さん
火雷神社 ほのいかづちじんじゃ
延喜式神名帳、宇智郡「火雷神社」に比定
祭 神 火雷神とされるが不詳
『大和志』は「在御山村亦称雷神」とし、
渡会延経『神名帳考證』では、「火打野村、火産霊命」とする。
地元では「若宮さん」と称されている。井上内親王の第三皇子ともいう。
                                 『寺院神社大事典』
所在地 奈良県五條市御山町、丹生川が吉野川に流入する川会いの南岸に鎮座。


▲火雷神社 境内入口 ▲本  殿 ▲狛犬とエテ吉(犬猿の仲?)



五條市街地中心部から南方に約8km下った西吉野町奥谷に見事な巨樹がある。
ここは全国的にも有名な富有柿の産地で「柿博物館」もある。
ヤマモモの巨樹
天然記念物
この巨樹は雌株で地上0.8メートルのところで三分岐し、樹勢も盛んで空に向かって見事に枝を広げている。
地上0.5メートルの幹周囲4.3メートル、樹高は約15メートルである。
ここには西吉野の小学校があったが、ここへ、明治43年植村宗一氏
後の直木三十五が、代用教員として赴任していたことがあるという。聞き伝えによると、
植村先生は、「おおらかで、このヤマモモの木に登って大声でデカンショ節を歌ったり、時には
樹蔭に机を出して児童と一緒に勉強した」という。 
(旧・西吉野村教育委員会立看板参照)
▲ヤマモモの巨樹 ▲波宝神社拝殿前
ヤマモモの巨樹がある西吉野町奥谷地区は、銀峯山の北麓に位置し、
その山頂には式内波宝神社がある。この、いわゆる「岳さん」への
参道は4ルートほどあるが、最も整備され通りやすいのが十日市から
の登坂ルートである。(五條本陣から片道15キロメートル位)
今回はミニバイクで行ったので、最も細く急で一部舗装もされていない
平沼田馬場尾地区から登頂した。参拝後はルートを変えて奥谷地区
へ下り、このヤマモモの巨樹を見てから帰路についた。

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