真朱の姫神 第三部関連
ヤマトの風景
G河内国錦部郡小山田邑 
住吉神社境内
住吉神社本殿
西側表参道
伝・仲哀天皇稜
摂社・高天原神社
古くから古墳であったと伝えられており、松下見林は仲哀天皇陵としたが、河内国名所図会・享和元年刊行(1801)では仲哀天皇稜説を否定して、用明天皇の孫の高向王墓として説明されている。

小山田・住吉神社の社伝ではやはり、仲哀天皇稜と伝わる。
左の写真は東側より小山田の高台を撮影したもの
住吉神社
河内長野市小山田町453番地
神社のあるこの辺り一帯は広い高台となっていて天野、天原、高天原といわれた。
祭神:住吉三神
  :息長足姫命
  :武内宿彌

神紋:菊花紋、巴紋

南側参道入口よりすぐ右側に高天原神社あり。
社殿は西向きに建てられているが、現在は南側参道が車が入れるので、主に利用され表参道のように見える。
境内は広く駐車スペースも充分。
10月12日の馬駈神事が有名。
神殿のある高台(高天原)へ続く西参道。
こちらが本来の表参道で、旧小山田邑からは、この参道が一番近く、急な石段を上ると真正面が拝殿となっている。

現在でも初詣に限ってはこの下から並んで順番に参拝している。
●参照頁
烏帽子形神社
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河内長野市喜多289
祭神:素戔嗚命、
  :足仲彦命
  :神功皇后
  :応神天皇

本殿は室町時代の文明12年(1480)の建築で重文。石柱には祓戸大神と刻されている。
この神社は烏帽子形山と呼ばれる山の中腹にあるが、この山の尾根の先端には古墳時代後期と推定される、径20M、高さ3 Mの円墳がある。河内長野にはもう一つ塚穴古墳があるが、いずれも埋葬者は不詳。 
拝殿から見た 西向の本殿
山裾の
一の鳥居
01.08.20