真朱の姫神 第三部関連地
ヤマトの風景
@筑紫国香椎 
福岡市東区香椎4-16-1
香椎宮
御神木
 綾杉
祭神:仲哀天皇
  :神功皇后
  
   : 応神天皇、住吉大神を配祀

摂社:武内宿彌を祀る武内神社
   中臣烏賊津大連を祀る巻尾神社
末社:稲荷神社など、8社あり

香椎宮は神功皇后が仲哀天皇の神廟をこの地に祀ったのを創建とされる。
延喜式神名帳にはその名は見えず。
万葉集巻六には「香椎廟」とある。
仲哀天皇の行宮があったところで、延喜式には「橿日廟」とある。

本殿は香椎造  神紋:三つ巴
現在の本殿は享和1年(1801)福岡藩主黒田長順による改築といわれ重文。 
神木は椎の木、綾杉
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●國學院大學日本文化研究所編神道事典によると、「香椎宮古記」に
神の託宣を聞かなかった天皇は筑紫の訶志比宮でなくなり、皇后は天皇の崩御を秘して密かに殯をした。このとき天皇の棺をしばらく椎の木にかけておいたところ、くしき香りの生じたところから、香椎の名が起こったと伝える。
神功皇后は三韓より帰還後、その地に廟を建立、それが創建と謂う。・・・・・
と記されている。
●参照頁/ヤマト編 香椎宮 
●このページの写真はすべて、
瀬戸内さんに提供頂きました。