神々の坐す杜 |
開花はじめる左近の桜 拝 殿 (鉄筋コンクリート建築) |
花園神社は古来より新宿の総鎮守として内藤新宿における最も重要な位置を占めて来た神社である。徳川氏の武蔵国入国以前からの御鎮座であり、大和の吉野山より御勧請(おうつし)されたと伝えられている。…中略 古来より稲荷神社と称して古名としていたが、享和三年(1803)二月初午の日、内藤新宿下町より壮麗な額面が奉献されたが、この額面に初めて花園の名が見える。これは、当社の地が元尾州家の花園であったとの伝承に依拠して花園社の額が奉献され、本社並びにゥ末社の神々を奉斎したものと考えられる。また、文化年中の社記及び文政八年(1825)二月の古文書等に、花園稲荷神社とあり、その後は花園稲荷神社と称している。 昭和四十年六月、鉄筋コンクリート造りの御社殿、社務所を建設し、同一本殿内に大鳥神社、雷電稲荷神社を合祀して花園神社と改名することになった。「花園神社 縁起」ママ |
拝殿前 広庭 |
境内正面入口 |
平成25年3月8日撮影/FUJIFILM X10 |
かみがみのましますもり 神々の坐す杜 73. 平成25年3月13日掲出