神々の坐す杜

四社明神 大宮神社 おおみや
紀伊国伊都郡
祭 神  須佐男命、一言主命、三尾明神…不詳
鎮座地:和歌山県かつらぎ町広口

本   殿


 『寺院神社大事典』大和・紀伊編/平凡社の記事
地元旧家の記録によれば、
「『四郷庄中氏神ニ而御座候、滝村・東谷村・平村・広口村右四ヶ村』とみえ、
当時一ノ宮に帝釈天、ニノ宮に葛城三尾明神、三ノ宮に延大偈、四ノ宮に八幡を祀っていた。
三尾明神とも称し、天正(1573〜92)の兵火で焼亡するまでは社殿も壮麗であったという。
神宮寺に大宮寺があり、神主社僧のほか供僧二人・禰宜四人・太鼓打一人がいた(續風土記)。
神主は大臣氏(大富氏)が継承。明治初年まで旧7月16日の例祭には千両踊りが奉納された。」


拝殿正面   社殿前広庭


   
拝殿への上がり石段   御神樹・ふうらんケヤキ     三尾山薬師堂
 

かみがみのましますもり  神々の坐す杜 200.  平成30年12月7日掲出   戻る