神々の坐す杜
大和国宇智郡 野原御霊神社 のはらごりょう
(御霊宮・天満宮)
祭 神:井上内親王 相 殿:菅原道真公
境内社:山王神社/大名持命、春日神社/春日四神、少名彦神社
猿田彦神社/八衢彦神・八衢姫神、大山祇神社/木花咲耶姫命
鎮座地:奈良県五條市野原西3-3-22

 
拝  殿   本  殿

JR和歌山線「五条駅」より、バスで「金剛寺バス停」下車すぐ

   
南面する境内入口   二の鳥居の扁 額   本殿裏吉野川の淵


吉野川の左岸、南岸に鎮座するこの御霊神社は南面していて、社前はバス通りです。以前は西吉野の「谷の宮」という所が、この路線バスの終点でした。
55年ほど前、筆者が子どもの頃、住んでいたこの神社から8kmほど離れた旧・白銀村まで、この神社の裏の淵で釣られた巨大な鯉の噂が聞こえてきました。
何と1メートル以上もの大きさの鯉で、「ウナギ釣鉤」と「凧糸」、餌は「薩摩芋の切身」で釣り上げたというのです。誰が釣ったのか?エサのサツマイモは炊いた切身か生の切身か?そして釣り竿は?そして釣った鯉はその後どうしたのか?詳しい話しは忘れました。でも、うわさ話は長い間残っていたようです。今でもそのような巨きな鯉が居るのでしょうか。この神社の前を通る度に想い出されます。


本殿裏の吉野川と金剛山遠望


かみがみのましますもり  神々の坐す杜 69.  平成24年12月8日掲出

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