山陵八幡神社(みささぎはちまんじんじゃ)
大和国添上都 | 奈良市山陵町 (みささぎちょう) 近鉄京都線平城駅、北へすぐ |
1 | 祭 神:気長足姫命 品陀和気命 玉依姫命 全国にある神社の4分の一が八幡神社ともいわれ、その主祭神は大抵「応神天皇」で、仲哀天皇、神功皇后が合祀されていることが多い。ところがこの八幡神社は主祭神は気長足姫(神功皇后)である。これは後背に神功皇后陵があるためだろうと理解は出来るが、仲哀天皇の代わりに「玉依姫」を合祀しているのがよく分からない。 玉依姫といえば、海神豊玉彦の娘で神武天皇の母になる。どういう関わりだろう。 海部と金属精錬、息長氏との関わりではないかとしか思いつかない。 あるいは、ここの地主神の系譜だろうか。 |
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3 | 写真説明 @本 殿: 拝殿より撮影。拝殿から上へ石段が続くが、これより立ち入り禁止。 A拝 殿: 拝殿前の広場、向かって右側に社務所。 |
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4 | B参 道: まっすぐ上に石段が続く。左右はうっそうとした雑木が茂る。 C一の鳥居:南向きの参道入り口の鳥居。本殿まで一直線に続く。この鳥居まで平城駅から徒歩5分。 |
狭城盾別池上陵 | 山陵八幡神社のすぐ北(神社後背の杜に隣接している) |
さきのたてなみいけのへのみささぎ 九世紀半ばに成務天皇陵と 間違えていた経緯があるが、 現在は神功皇后陵に比定されている。 |
この御陵は前方後円墳全長275メートルで、大きさは12番目。佐紀盾列古墳群の中では最大。 | |
正面遥拝所 | 御陵への参道、右側が八幡神社の杜。 | 前方部より撮影 |
かみがみのましますもり 神々の坐す杜 15. 平成14年5年18日