続・神々の杜 |
木曽路の風景/馬籠
中山道木曽十一宿の最南端「馬籠」は、急峻な坂道沿いにある宿場である。美濃との国境にあるが現在は岐阜県になっていて中津川市内となる。 標高801メートルの馬籠峠は昔より中山道の難所として知られていた。この峠のすぐ南側の集落は江戸時代、岡舟と呼ばれた牛による陸路運搬が生業の人々が多く住んでいたという。この馬籠峠から3kmほど下った所が馬籠宿で、島崎藤村の故郷としても知られている。 藤村の小説『夜明け前』のお民のモデルは藤村の母だといわれるが、藤村の母も勿論この峠を越えて、妻籠から嫁いできたはずである。 ●写真に付けている番号は南木曽よりの散策順 |
K馬籠峠付近の石畳 | L馬籠峠頂上(標高801m) | M馬籠峠御休處(峠の茶屋) |
N熊野神社境内入口(馬籠峠〜馬籠宿の道中) | O熊野神社(正面に拝殿、奥に本殿) | P御嶽神社(熊野神社境内、石碑のみ) |
Q熊野神社の杜 | ●馬籠宿、見晴らしよりの眺望(恵那山) |