神々の坐す杜 |
本 殿 |
奈良県桜井市出雲 「野見宿禰顕彰会」 境内に立てられた案内看板には「出雲ムラの伝誦」として次のような説明がある。 「野見宿禰」 日本の国技相撲の発祥である、当麻蹴速と相撲して勝った野見宿禰さんは、この出雲に住んでいた。野見宿禰塚は明治16年まで出雲村大字太田小字塔の下にあった。 野見宿禰さんは、相撲の神様であり、埴輪の神様であることが日本書紀に記されている。 さらに、野見宿禰さんは、古墳時代に殉死の悪習をやめて、埴輪に改革した名アイデアマンで、知徳の神様でもあった。 「狛犬とそれを支える力士像」 土師部(上代、土器作りの部民)の子孫が、土器作りの高い技能と経験を石材彫刻に活用した埴輪の味がする芸術作品である。更に、狛犬を支える力士像(8体)は、それぞれ異なった姿形力士像で写実的に力強く表現しており、相撲と埴輪の集大成した傑作である。 (以下略) |
狛犬と、それを支える力士像 |
境内入口 | 拝殿前広庭への石段 | 拝 殿 |
かみがみのましますもり 神々の坐す杜 76. 平成25年6月23日掲出