神々の坐す杜 |
祭 神:天照皇太神、豊受大神 |
拝 殿 |
拝殿前より見下ろした石段 | 二の鳥居〜正面石段 |
平成28年3月9日、越後・阿賀野川ライン下りを体験しました。 川下りというと季節外れの感がありますが、これは所謂急流下りとは趣を異にします。 この「阿賀野川ライン下り」という命名は、明治時代に来日したイギリス人の旅行作家、イザベラ・バードが、その著書『日本奥地紀行』で「ライン川より美しい阿賀野川…」と形容したことに由来するとかで名付けられたそうです。 著書によりますと、バード女史は1878年(明治11年)47歳の時の5月に来日して12月まで滞在、日本の奥地を旅したようです。 阿賀野川では、津川から新潟まで二人の男が操る木造の定期船で川下りをして、その時に「廃墟なきライン川」と形容して、その美しさを讃えています。 もちろん、その時の舟からの景観と現在はかなり違うはずですが、川の水量は同じくらいだったと思えます。と言いますのは、近日の異常な暖かさから、雪解け水で流量が大幅に増えていると説明があったからです。 当時の船は長さ13.5メートル、幅1.8メートル位、女史が乗ったときには乗客は15人乗っていたとあります。 また、津川から新潟まで72キロを八時間(途中1泊)、その料金はわずか、三〇銭にすぎない。ただ、「津川まで」遡る際には五日ないし七日もかかり、棹を使ったり岸から舟をひいたりという苛酷な労働を伴う。…とも記されています。 現代の「阿賀野川ライン下り」の船は60人乗り位で、二基の船外機付、屋根付、冬暖房付。船長とガイドの二人組船頭さんでした。 / 2016年3月10日付「やさか掲示板より引用 |
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かみがみのましますもり 神々の坐す杜 163. 平成28年3月30日掲出 戻る