建水分神社
神々の坐す杜
かみがみのましますもり
所在地:河内国石川郡水分村
     (大阪府南河内郡千早赤阪村水分)

河内国石川郡式内社9社のひとつである。
案内看板によると、崇神天皇5年「天下の饑疫の際、勅して創立せらる」とあり、池・溝を設けて農事を勧められ、金剛・葛城のふもとに水の神を祀ったと思われる。
当社の祭神建水分大神は、歴代この地に居住する楠木家の氏神として崇敬されていた。
近村十八ヶ村の産土神で、地元では水分神社(すいぶんじんじゃ)と呼ばれて親しまれている。

この神社は国道309号線沿いの千早赤阪村水分にあるが、この道は幕末にかの「天誅組」が、葛城山の水越峠を越え大和国で旗揚げをするために通った道でもある。
     
     

     
平成14年3月24日
(たけみくまりじんじゃ) 式内社
祭神: 中殿/天御中主神
    左殿/天水分神、水波能女神
    右殿/国水分神、瀬織津姫神

境内社・南木神社
    祭神:楠木正成公
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写真説明
@向こうに見えるのが建水分神社のある宮山。流れは水越川

A国道からの参道入り口。石灯篭には「右金剛山」と刻されて  いる

B神殿へ続く上りの石段

C二の鳥居前の境内広場

D二の鳥居の扁額。「正一位水分大明神」とある

E拝殿横から見上げた三連棟の神殿
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