神々の坐す杜 |
式内大社 甘樫坐神社 あまかしにいます 祭 神:推古天皇 相 殿: 八幡宮・春日大明神・天照皇大神・ 八咫烏神・住吉大明神・熊野権現 鎮座地:奈良県高市郡明日香村豊浦 本来の祭神は 八十禍津日神、大禍津日神、神直日神、大直日神ともいわれる。 |
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西北方向に見える畝傍山 | ||
社 殿 |
立 石 現在はこの石の前で「盟神深湯神事」が行われる |
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拝 殿 (背後の土手の上からの展望は素晴らしい) |
『改訂・大和志料』昭和21年刊によれば――――― 明日香村大字豊浦ニアリ、延喜式神名帳ニ「甘樫坐神社四座。並大。月並。相嘗新嘗。」ト見ユ。今指定村社タリ。五郡神社記ニ「甘樫坐神社 在逝囘郷甘樫丘前社家者小治田臣説曰。甘樫坐神社四座。八十禍津日命、大禍津日命、神直毘神、大直毘命也。俗云湯起請神也。武内宿禰所齋祀也」 …とみえるので本来の祭神は八十禍津日神、大禍津日神、神直日神、大直日神 の四座で、武内宿禰が祀る俗に湯起請神と云われている盟神深湯(クガタチ)の神だったらしい。 また此の地は“ユキキノサト”と呼ばれていたらしいことが分かる。 当社の東隣には、推古天皇の豊浦宮跡に建てられた日本初の寺「豊浦寺」の後身、現在の向原寺があります。 |
かみがみのましますもり 神々の坐す杜 55. 平成24年3月15日掲出 戻る