霊異記とは平安時代の僧、景戒が編んだ 『日本国現報善悪霊異記』(にほんこく・げんぽうぜんまく・りょういき) のことですが、ここで言う『もう一つの霊異記』は内容が少し異なります まず大きく違いますのは 物語の舞台が平安時代ではなく 現代の我々が住んでいた昭和・平成時代に移ることです はじめに登場する物語は“巷の神々”ともいうべき街中の教祖さん その他は 現代の都市伝説とも言える不思議な物語です 今の時代でも神・鬼・物怪が跋扈しているのです 現代版の日本霊異記を目指します 丸谷いはほ |
発行:東京図書出版
上製本/238頁
¥1,300+税